台湾のお酒事情│年齢・持ち込み制限・お土産に最適なお酒は?

台湾のお酒事情アイキャッチ

『台湾のお酒』と聞くと、どんなお酒のイメージがありますか?

「中華圏だし、紹興酒を結構飲むんじゃない?」
「暑い国だし、ビールでしょ!」
「同じアジアだし、日本とあんまり変わらないんじゃない?」

などなど色々な印象があると思います。

筆者も実際に台湾に訪れるまでは、「台湾ビールって聞いたことあるし、ビールが有名なのかな?」「中華料理を食べる時はやっぱり紹興酒飲むのかな」くらいの印象しかありませんでした。

しかし、実際に住んでお酒を飲み歩いているうちに、ウイスキーの消費率が高かったり、思いのほか紹興酒を飲まなかったり、イメージとは異なることばかりでした。

今回の記事では台湾のお酒事情やどんなお酒がお土産に良いか、どんなお酒があるか等紹介していきます。

台湾のお酒事情

台湾と日本でお酒を飲む場合、どのような違いがあるのでしょうか。
具体的にどんなお酒があるか紹介をする前に、乾杯の文化や飲酒可能な年齢、持ち込み制限等台湾のお酒事情について紹介したいと思います。

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台湾に旅行で来る際参考に出来るような情報を紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

お酒の年齢制限

日本では飲酒喫煙は20歳からと法律で定められています。
その為、「せっかく台湾に旅行に来たけど、20歳以上じゃないからお酒が楽しめない」と残念に思う方もいるかもしれません。

しかし、そんな心配はいりません。
なんと台湾では20歳未満でも18歳以上の方であれば、旅行者でもお酒が楽しめちゃいます

台湾での飲酒に関するルール

・台湾では18歳から飲酒が可能

・渡航先では旅行者にも渡航先の法律が適用される

台湾は日本と違って18歳以上が成年扱いとなります。
また、海外旅行中は旅行者であっても渡航先の国の法律が適用されます。

その為、日本では未成年扱いの18歳・19歳の方でもお酒を合法で楽しむことが出来ます。
折角の海外旅行、少しお酒を嗜んでみるのも良いかもしれませんね。

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未成年の方はお酒に慣れておらず、しかも慣れない海外滞在中ですので、羽目を外し過ぎないように気を付けて楽しみましょう。

お酒の日本への持ち込み制限

台湾へ旅行に行き、お土産にお酒を買って帰りたいという方も沢山いると思います。
実際私も両親や友達にお土産としてプレゼントしたこともあります。

では、台湾から日本へお酒を持ち込む場合、どのようなルールがあるのでしょうか。

日本へのお酒持ち込みのルール

・成人1人当たり2280mlまで免税

・未成年者は免税対象外

・免税範囲を超える持ち込みは超過分の税金の支払いが必要

海外からお酒を持ち込む際、免税で持ち込める量は【成人1人当たり3本まで免税(1本760ml以内)】と定められていますが、実際には同等量の持ち込みまでは免税となるので、2280mlまでは何本でも免税扱いになります。

ただし、未成年者のお酒の持ち込みは免税対象外となるので、規定範囲内でも税金を払う必要があります。


免税範囲を超えた場合、税金はいくら払う必要があるの?

筆者のようにお酒が大好きで、『免税範囲を超えるお酒を持ち込んで、帰国後も楽しみたい』という方や『沢山の方にお土産としてお酒を配りたい』という方は免税範囲を超えてしまうかもしれません。

では免税範囲を超えた場合、税金はどの位払わないといけないのでしょうか。

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免税範囲を超えた場合の税金がいくらになるか、課税率をもとに計算してみましょう。

免税範囲超過分の課税率

【計算例1】
持ち込み品:ビール500ml × 4本、ビール350ml × 1本(合計2350ml)
持ち込み制限:2280ml

実際に持ち込んだ量2350ml - 制限量2280ml =70ml
➡超過分70mlに対して課税義務が発生

ビールは1ℓ当たり200円の課税となるので、0.07ℓ×200円=14円

100円未満の課税は切り捨てとなるので、この場合超過していますが、課税額を支払う必要はありません。

※課税額の支払いが免除となるだけで、税関検査場で申告の義務があります。
日本入国直前に税関検査場があるので、そこで「携帯品・別送品申告書」を提出してください。


【計算例2】
持ち込み品:ウイスキー720ml × 4本(合計ml)
持ち込み制限:2280ml

実際に持ち込んだ量2880ml - 制限量2280ml =600ml
➡超過分600mlに対して課税義務が発生

ウイスキーは1ℓ当たり800円の課税となるので、0.8ℓ×800円=640円

100円未満の課税は切り捨てとなるので、この場合は600円の支払いが必要となります。

※日本入国直前の税関検査場で、「携帯品・別送品申告書」に持ち込むお酒の本数を記入して提出してください。
提出後担当者から、どのお酒をどれだけ持ち込むのか口頭でも聞かれるので回答すると、回答に基づいて課税額を計算してくれます。

こうして改めて計算してみると、「ビールやワインだと意外に課税額は安くて済む」と私自身は感じました。

以前台湾で1本120円くらいで売ってるビールが、日本で250円位で売られているのを見たことがあります。
もちろん輸入税の関係もあるので、日本に輸入して販売する場合、値段が高くなるのは仕方のないことです。

しかし、課税額を払っても台湾で購入する方がお得に手に入るので、荷物量に余裕がある場合は購入を検討してみても良いかもしれません。


お酒の台湾への持ち込み制限

先程日本への持ち込みについて紹介しましたが、ここでは日本から台湾への持ち込みについて紹介します。

日本から台湾へお土産にお酒を持って行きたい方や、空港の免税店でお酒を購入して持ち込みたいという方もたくさんいるかと思います。
では台湾へお酒を持ち込む際はどのようなルールがあるのでしょうか。

台湾へのお酒持ち込みのルール

・成人1人当たり1,000mlまで免税

・未成年者は免税対象外

・免税範囲を超える持ち込みは5,000mlが上限

・上限を超える持ち込みは物品の徴収

台湾にお酒を持ち込む場合、免税が適用される範囲は1000mlまでです。

また、1,000~5,000mlまでは課税すれば持ち込むことができますが、5,000mlを超えた量を持ち込むことはできません。
5,000mlを超えて持ち込もうとした場合、超える分の商品は税関で捨てなくてはなりません。

どうしても5,000ml以上持ち込みたいと無申告で税関を抜けようとして発覚した場合、超過1,000mlごとにNT500~5,000元の罰金が発生します。


免税範囲を超えた場合、税金はいくら払う必要があるの?

もし、台湾に免税範囲を超える量のお酒を持ち込みたい場合、お酒の種類や容量ごとに定められている「関税+酒税+営業税」の支払いが必要になります。

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台湾財政部の公式HPに免税の規定量1,000mlを超過して持ち込んだ場合の課税額の例があったので紹介します。

【お酒持ち込み量を2,000ml超過した場合の課税額】

  • ビール・発泡酒類:NT84元(310円)
  • ウイスキー類:NT310元(1144円)
  • ワイン類:NT516元(1904円)
  • 日本酒類:NNT769元(2838円)
  • 焼酎類:NT1,071元(3952円)

※当課税額例は台湾財政部關務署のHPを参考にしています。

※NT元とは台湾の貨幣のことです。記事作成時(2020/12/10)のレートNT1元あたり3.69円を元に円換算しています。

日本への持ち込みだと1番高いウイスキー/ブランデーでも2,000mlで1,600円なのに対し、台湾では約4,000円弱の金額が必要です。
この金額だとお土産や自分で飲む為に気軽には持ち込めませんね。

お酒を持ち込む際は1,000m以下の免税の範囲で持ち込むのが良いでしょう。


日本とは異なる乾杯文化

普段知人・友人とお酒を楽しむ時、まず乾杯してから飲み始めることが多いと思います。
台湾にも日本と同様に『乾杯』という言葉があります。

しかし、日本の乾杯とは意味が全く異なります。

台湾の乾杯

乾杯(ガンベイ)➡一気飲みだよ

隨意(スイ イ―)➡ゆっくり自分のペースで

中国語の『乾』には干すという意味があり、台湾では『乾杯(ガンベイ)』と言ってお酒を飲む場合、【杯(さかずき)を干す=一気飲みする】という意味になります。

台湾人とお酒を飲む際に、ついつい日本でお酒を飲む気分で「乾杯~」なんて言ってしまうと、一気飲みしなくてはいけないので気を付けないといけません。

お酒が強くない方や飲みたくない方は『隨意(スイ イ―)』と言って、一口飲むだけでも全く問題ありません。
特に悪い印象を与えることもありませんので、台湾人とお酒を飲む機会があったら、思い切って相手に伝えてみてください。


余談:台湾の飲み会

筆者は台湾に来たばかりの頃、台湾人ばかりの飲み会へと誘わて参加したことがあります。
そう、台湾での「乾杯」の意味も知らずに。。。

台湾では飲み会をする時、誘われた側も勝手に誰か知人を誘うことがよくあり、その時も知らない方が大勢いました。

そういう飲み会や集まりの時、誘ってくれた台湾人は必ず「私の友達紹介するよ!」と言って、誰か連れてきてくれるのですが、台湾ではお互いに挨拶した後に乾杯をする習慣があります。

そうです、知らずに『乾杯』を連呼した私は、訳も分からず10杯以上一気させられることになるのでした。。。

それからというもの、台湾人と飲み会をする時は、毎回「今日は潰れないように頑張るぞ!」と意気込んでから行くようになった筆者でした。


台湾のお土産に最適なお酒は?

台湾ではビールが最も多く製造されており、旅行中でも見掛ける機会が多いですが、ビール以外にもウイスキー、ワイン、高粱酒、紹興酒等多種お酒が製造されています。

それではお土産として最適なのはどのお酒なのか、目的別にまとめましたので、参考にしてみてください。


とにかくたくさんの方へ渡したい

たくさんの方へお土産としてプレゼントしたい場合は、やはり「ビール」がお勧めです。

台湾には1缶330mlのビールがあり、また安い商品だと1本100円強で購入できるので、安価なので大量に購入しやすいです。
10本買っても、免税範囲を超過した税金を合わせて1,500円前後なので、たくさんの方にお土産として渡したい場合には最適でしょう。

ビールについてより詳しく知りたい方は『台湾のお酒│ビール』を参考にしてください。


品質の良いお酒をプレゼントしたい

台湾で「高品質なお酒」と言えば、私は真っ先に「ウイスキー」が思い浮かびます。
台湾のウイスキーは数々の国際的なコンテストで賞を受賞しており、日本で開催されたコンテストでもいくつかの商品が金賞を受賞しています。

日本では台湾のウイスキーはまだあまり知名度がありませんので、海外では徐々に知名度も上がっており、きっと喜んで頂けると思います。

ウイスキーについてより詳しく知りたい方は『台湾のお酒│ウイスキー』を参考にしてください。


台湾っぽいお酒をプレゼントしたい

とにかく台湾っぽさのあるお酒をプレゼントしたいという場合は「高粱酒」がお勧めです。
台湾では徐々に消費量が減ってはいますが、昔から今までずっと台湾人から愛されてきたお酒であり、台湾の中高年以上の方や原住民の方にとっては「お酒と言えば高粱酒」という印象があります。

また、日本では見かけることもほとんどなく、手に入りにくいので、台湾ならではのお土産としては最適でしょう。

高粱についてより詳しく知りたい方は『台湾のお酒│高粱酒』を参考にしてください。


台湾のお酒│ビール

台湾で最も消費されているお酒はビールです。
台湾国内で様々な種類のビールが製造されており、国内製造のビールは値段も安く買いやすいという背景もあり、多くの人が好んで飲んでいます。

いわゆる居酒屋のような場所に行くと、冷蔵庫に何種類も瓶ビールが入っていて、その中から好きなビールを飲むことが出来ます。

では台湾では、どのようなビールが製造されているのかいくつかピックアップして、紹介したいと思います。

台湾ビール 金牌

台湾で最もポピュラーなラガービールです。
2003年に発売され、現在ではどこの熱炒(台湾式居酒屋)にも必ずと言っていい程置いてあります。

モンドセレクションで最高金賞を受賞後、最高金賞受賞を記念して『Gold Medal(金牌)』と名付けられました。

ラガービールと言うと苦いイメージがある方もいるかもしれませんが、台湾ビール金牌はとてもスッキリしていて飲みやすく、キレのある味わいです。

台湾ビール金牌1

画像引用元:TAIWAN BEER(台灣啤酒)

台湾で最もポピュラーなラガービールです。
2003年に発売され、現在ではどこの居酒屋にも必ずと言っていい程置いてあります。

モンドセレクションで最高金賞を受賞後、最高金賞受賞を記念して『Gold Medal(金牌)』と名付けられました。

ラガービールと言うと苦いイメージがある方もいるかもしれませんが、台湾ビール金牌はとてもスッキリしていて飲みやすく、キレのある味わいです。

台湾ビール クラシック

台湾ビールクラシックは、台湾で最も歴史あるビールで日本統治時代に「高砂麦酒株式会社」が製造販売していたビールが、戦後「台湾ビール」という名称に変わり、その後「台湾ビール クラシック」となりました。

台湾ビール金牌と比べると、やや辛口で苦味が強く、日本で販売されているラガービールと似た風味になっています。

日本のビールに近い風味のビールが飲みたい方や、「金牌」はすっきりし過ぎていて飲みごたえがない、という方は「クラシック」の方が合っているかもしれません。

クラシック2

画像引用元:TAIWAN BEER(台灣啤酒)

台湾ビールクラシックは、台湾で最も歴史あるビールで日本統治時代に「高砂麦酒株式会社」が製造販売していたビールが、戦後「台湾ビール」という名称に変わり、その後「台湾ビール クラシック」となりました。

台湾ビール金牌と比べると、やや辛口で苦味が強く、日本で販売されているラガービールと似た風味になっています。

日本のビールに近い風味のビールが飲みたい方や、「金牌」はすっきりし過ぎていて飲みごたえがない、という方は「クラシック」の方が合っているかもしれません。

台湾ビール 18天

台湾ビール18天は瓶に「ONLY 18 DAYS」と記載されている通り、製造から18日間しか美味しく飲めない新鮮なビールとして人気を誇っています。

「新鮮さ」が1番の売りで、高温殺菌をしておらず、他のビールよりも上質な原材料を用いて、手間をかけて製造されています。
台湾ビール金牌よりも更に飲みやすく、台湾ではビールがあまり得意でないが、18天なら飲めるという方もいる程です。

賞味期限が18日間しか飲く、台湾でしか飲むことが出来ないので、台湾に来た際にぜひ試してみて欲しい1本です。

台湾ビール18天

画像引用元:TAIWAN BEER(台灣啤酒)

台湾ビール18天は瓶に「ONLY 18 DAYS」と記載されている通り、製造から18日間しか美味しく飲めない新鮮なビールとして人気を誇っています。

「新鮮さ」が1番の売りで、高温殺菌をしておらず、他のビールよりも上質な原材料を用いて、手間をかけて製造されています。
台湾ビール金牌よりも更に飲みやすく、台湾ではビールがあまり得意でないが、18天なら飲めるという方もいる程です。

賞味期限が18日間しか飲く、台湾でしか飲むことが出来ないので、台湾に来た際にぜひ試してみて欲しい1本です。


台湾のお酒│ウイスキー

台湾では年齢問わず、ウイスキーも人気があり、最近ではウイスキーのみを提供しているウイスキーバーも増えてきています。
特にスコッチウイスキーの輸入量は世界でも4番目に多いなど、年々消費量が増加しています。

輸入品の方が販売されている台湾ですが、もちろん台湾でもウイスキーを製造しています。

ここでは台湾で最も有名なウイスキーを「カバランシリーズ」について紹介します。

Kavalan

2005年末に蒸留所を設立し、2008年から製造・販売を行っている比較的新しい蒸留所です。

最初に製造・販売された「カバラン クラシック シングルモルト ウイスキー」が、2016年にウイスキーのコンクールで金賞を取ってから、台湾のみならず海外でも徐々に知名度が上がってきています。

また、2020年に日本で開催された「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」では、最高のシングルモルトを決める「ベスト・オブ・ザ・ベスト」で洋酒部門427点中1~3位まで全て独占受賞しました。

また3位以下の出店商品も9本が金賞を受賞しており、非常に高い評価を受けています。

Kavalanは高価な商品が多いですが、最近では4,000円程度で求められる「Distillery Select」というシリーズが発売されました。
アルコール度数は40度ですが、とてもすっきりしていてフルーティーで飲みやすくシェリー酒が好きな方には特におすすめです。

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画像引用元:Kavalan Pure Taiwan

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画像引用元:Kavalan Pure Taiwan

2005年末に蒸留所を設立し、2008年から製造・販売を行っている比較的新しい蒸留所です。

最初に製造・販売された「カバラン クラシック シングルモルト ウイスキー」が、2016年にウイスキーのコンクールで金賞を取ってから、台湾のみならず海外でも徐々に知名度が上がってきています。

また、2020年に日本で開催された「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」では、最高のシングルモルトを決める「ベスト・オブ・ザ・ベスト」で洋酒部門427点中1~3位まで全て独占受賞しました。

また3位以下の出店商品も9本が金賞を受賞しており、非常に高い評価を受けています。

Kavalanは高価な商品が多いですが、最近では4,000円程度で求められる「Distillery Select」というシリーズが発売されました。
アルコール度数は40度ですが、とてもすっきりしていてフルーティーで飲みやすくシェリー酒が好きな方には特におすすめです。



台湾のお酒│高粱酒

高粱酒とは中国起源の蒸留リキュール白酒の一種でアルコール度数も38度や58度など高い度数のお酒です。
高粱はモロコシのことで、モロコシを原料に製造したお酒なので、高粱酒と呼ばれています。

アルコール度数が高く、風味も少し癖も強いので好き嫌いが分かれるお酒です。

台湾では主に中高年以上の方や原住民の方からは好まれていますが、若者では高粱酒が苦手な台湾人も少なくなく、徐々に消費量が減ってきています。

金門高粱酒

金門高粱酒は台湾で最も有名な高粱酒で、どこのスーパーでも必ず販売されています。

中国の厦門まで数キロという距離に金門島という離島があり、そこで造られているのが『金門高粱酒』です。
金門島では原料である高粱の栽培が盛んで、高粱の畑がたくさんあります。

そんな金門高粱酒の中で最もポピュラーなのがアルコール度数58度の高梁酒です。
高粱酒の中でも金門高粱酒は香りがよく、風味も良いと評判です。

飲み方はストレートでゆっくり飲む方も多いですが、冷凍庫でキンキンに冷やしてからショットグラスで少量飲んだり、梅やレモンを加えてソーダ水で割って飲む方法が飲みやすくてお勧めです。

金門高粱

画像引用元:Kinmen Kaoliang Liquor Inc.

金門高粱酒は台湾で最も有名な高粱酒で、どこのスーパーでも必ず販売されています。

中国の厦門まで数キロという距離に金門島という離島があり、そこで造られているのが『金門高粱酒』です。
金門島では原料である高粱の栽培が盛んで、高粱の畑がたくさんあります。

そんな金門高粱酒の中で最もポピュラーなのがアルコール度数58度の高梁酒です。
高粱酒の中でも金門高粱酒は香りがよく、風味も良いと評判です。

飲み方はストレートでゆっくり飲む方も多いですが、冷凍庫でキンキンに冷やしてからショットで飲んだり、梅やレモンを加えてソーダ水で割って飲む方法もオーソドックスです。

台湾のお酒│その他

台湾のお酒│紹興酒

日本では中華料理屋に紹興酒が置いてあることが多いので、『中華圏と言えば紹興酒』というイメージを持っている方もいると思います。

特に食事の際に紹興酒を飲んでいるイメージがある方も多いと思いますが、実際には台湾で紹興酒はそこまで飲まれていません。

年々消費量も減ってきているようですが、依然として外国人が購入するお土産としては人気があります。


玉泉紹興酒

台湾で紹興酒と言えば、TTL(台灣菸酒股份有限公司)から販売されている【玉泉】と書かれた紹興酒です。

1953年に台湾で初めて発売された紹興酒である「0.6公升玉泉紹興酒」は現在もなお当時の趣のあるシンプルなボトルで販売されています。

他にも「陳年紹興酒」「玉泉十年窖藏精釀陳紹」等種類があり、時折記念ボトルに入った紹興酒や小さな甕に入った状態で販売されることもあり、そういった紹興酒はお土産としてプレゼントするのも面白いかもしれませんね。

紹興酒1

画像引用元:TTL Puli Brewey

紹興酒1

画像引用元:TTL Puli Brewey

台湾で紹興酒と言えば、TTL(台灣菸酒股份有限公司)から販売されている【玉泉】と書かれた紹興酒です。

1953年に台湾で初めて発売された紹興酒である「0.6公升玉泉紹興酒」は現在もなお当時の趣のあるシンプルなボトルで販売されています。

他にも「陳年紹興酒」「玉泉十年窖藏精釀陳紹」等種類があり、時折記念ボトルに入った紹興酒や小さな甕に入った状態で販売されることもあり、そういった紹興酒はお土産としてプレゼントするのも面白いかもしれませんね。


台湾のお酒│ワイン

台湾でもワインは製造されていますが、まだまだ製造量は少なく、消費量も多くないのが現状です。
ワインを飲めるお店や販売しているお店自体は徐々に増えてきていますが、輸入したお酒が主です。

そんな台湾ですが、近年国際的なコンテストで賞を受賞するワインも出てきています。


威石東酒莊(Weightstone)

威石東酒莊(Weightstone)は台湾の台中市にあるワイナリーで、現在ワイン・スパークリングワイン合わせて約7種類販売されています。

2017年に製造されたいくつかのワインが国際的なコンテストでも賞を受賞し、2019年には台湾外交部によって台湾総統が他国へ訪れる際の贈答品の1つとして選定されました。
それ以来、台湾だけでなく海外でも徐々に注目され始めたワインです。

以前は台中市でしか販売していなかったようですが、現在では台北市等でも販売されているのて、旅行に来た際に、購入しやすくなりました。

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画像引用元:威石東酒莊(Weightstone)

威石東酒莊(Weightstone)は台湾の台中市にあるワイナリーで、現在ワイン・スパークリングワイン合わせて約7種類販売されています。

2017年に製造されたいくつかのワインが国際的なコンテストでも賞を受賞し、2019年には台湾外交部によって台湾総統が他国へ訪れる際の贈答品の1つとして選定されました。

それ以来、台湾だけでなく海外でも徐々に注目され始めたワインです。

以前は台中市でしか販売していなかったようですが、現在では台北市等でも販売されているのて、旅行に来た際に、購入しやすくなりました。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

今回は台湾のお酒やお酒事情について紹介しました。
読者の方が台湾に旅行に来た際に、当記事を参考にして、お酒を楽しんで頂けるよう願っています。