
XMのスマホアプリは「XMアプリ」「MT4アプリ」「MT5アプリ」の3種類があります。
しかし、3種類あっても違いが分からなかったり、使い方がよく分からない方もいると思います。
この記事では前半で3種類のXMアプリの違いについて、後半ではXMアプリのダウンロード方法からログイン後の画面の見方まで解説しています。
「XMアプリの使い方」だけ確認したいという方は当記事のXMアプリの使い方までスキップしてください。
以前からXMアプリをご利用頂いている場合
2020年6月3日新XMアプリがリリースされた関係で、以前から提供されているXMアプリは2020年7月1日以降ログイン出来なくなります。
今後もXMアプリを利用したいという場合、新しいXMアプリをApp StoreまたはGoogle Playストアでダウンロードしてください。
詳細はXMから『お客様のアプリに関する重要な情報』という件名のメールが送られていますので、そちらのメールを確認してください。
3種類のXMアプリ 特徴と比較
XMを利用出来るスマホアプリは「XMアプリ」「MT4アプリ」「MT5アプリ」の3種類があります。
厳密にはXMアプリはXMが提供している公式アプリ、MT4アプリ・MT5アプリはプラットフォームを開発したMetaQuotes社から提供されているアプリです。
各XMアプリの特徴
スマホを使ってFX取引をする際、多くの方はスマホアプリを利用して取引していると思います。
当記事で紹介する3種類のアプリは全てのアプリでXMの取引を行う事が出来ます。
それでは、それぞれどのような特徴や違いがあるか見てみましょう。
XMアプリの特徴
XMより提供されている公式アプリです。
アプリ上からXM公式サイトにログイン出来る為、ブラウザを起動しなくてもXMアプリ1つで口座開設から会員ページの確認、日本語サポートへの問い合わせ等できます。
対応業者:XMのみ
対応プラットフォーム:MT4 / MT5
※取引はMT5口座のみ可能。
インディケータ設定:横画面でのトレード時のみ設定可能
オブジェクト設定:横画面でのトレード時のみ設定可能
XMアプリはMT4/MT5口座に対応していますが、取引まで出来るのはMT5口座のみです。
MT4口座をご利用の場合にはリアル口座の管理のみ可能です。
XMアプリの特徴
- 口座開設が可能
- 入出金の管理が可能
- レバレッジの変更が可能
- ポジションの確認が可能
- 日本語サポートとライブチャット可能 ※1
- インディケーターがMT4/MT5アプリより豊富 ※1
※XMアプリ内から「XM会員ページ」にアクセスする事で、入出金やレバレッジの変更が可能。
※1 ライブチャットは日本語サポートが対応している時間帯(月~金曜日9~21時)のみ利用可能。
【XMアプリ参考画面(デモ口座)】





MT4アプリの特徴
MT4アプリはMetaQuotes社が提供しているアプリで、MT4口座で取引する為のアプリです。
MT5アプリと比べると、気配値画面を切り替える事が出来たり、口座履歴の確認方法が充実しています。
XMアプリと違って、様々な業者で利用出来ますが、取引のみ可能で、口座開設や問合せ等を行う事は出来ません。
対応業者:対応FX業者が多く、多くのFX業者で利用可能
対応プラットフォーム:MT4のみ
インディケータ設定:縦・横画面どちらでも設定可能
オブジェクト設定:縦・横画面どちらでも設定可能
MT4アプリの特徴
- 対応している海外FX業者がMT5に比べて多い
- 気配値画面がシンプルと詳細、2種類から選択可能
- 気配値画面でワンタッチ注文が利用可能
【MT4アプリ参考画面(デモ口座)】






MT5アプリの特徴
MT5アプリはMetaQuotes社が提供しているアプリで、MT5口座で取引する為のアプリです。
基本的な機能はMT4アプリと似ていますが、インディケーターやオブジェクトの種類がMT4アプリを多く搭載されています。
XMアプリと違って、様々な業者で利用出来ますが、取引のみ可能で、口座開設や問合せ等を行う事は出来ません。
対応業者:どのFX業者でも利用可能
対応プラットフォーム:MT5のみ
インディケータ設定:縦・横画面どちらでも設定可能
オブジェクト設定:縦・横画面どちらでも設定可能
MT5アプリの特徴
- ワンタップ注文が可能
- チャート画面で別のチャートへの変更が他アプリよりもスムーズ
- 履歴を期間以外にもポジション・オーダー・約定で分けて確認出来る
【MT5アプリ参考画面(デモ口座)】





3種類のXMアプリ比較
『各XMアプリの特徴』で各アプリの特徴を紹介してきました。
ここで分かりやすいように表でまとめてみました。
※以下の表は横スクロールが可能です。
項目 | XMアプリ | MT4アプリ | MT5アプリ |
---|---|---|---|
プラットフォーム | 会員ページ:MT4/MT5 取引:MT5のみ ※1 | MT4のみ | MT5のみ |
対応業者 ※2 | XMのみ | 複数業者 | 複数業者 |
XM口座開設 | 〇 | × | × |
入出金 | 〇 | × | × |
口座履歴 | 先月、過去3カ月、全履歴 | 日、週、月、カスタム | ポジション、オーダー、約定 ※3 |
インディケータ ※4 | 92種類 | 30種類 | 30種類 |
オブジェクト ※4 | 8種類 | 24種類 | 24種類 |
サポート | 〇 | △ | △ |
※1 MT4/MT5どちらでもログイン可能。取引はMT5口座のみ対応。
※2 MT4/MT5アプリはどちらも複数業者に対応しています。対応業者はFX業者が対応しているかどうかによります。
※3 表中の項目以外に期間の設定(先週、先月、直近3カ月、直近6カ月、昨年、カスタム)も可能。
※4 XMアプリは横画面の場合のみ対応しています。
各アプリで出来ること
- XMアプリ:取引(MT5口座のみ)、口座開設、入出金管理、会員ページへのログイン
- MT4アプリ:取引(MT4口座のみ)
- MT5アプリ:取引(MT5口座のみ)
XMアプリなら口座開設から取引まで出来、更にレバレッジの変更等XM会員ページへのログインが必要な事柄にも対応しているので、わざわざ別途ブラウザとアプリを行ったり来たりする必要もなく、必要な処理をよりスムーズに取引を行う事が可能です。
また、ゲストとして公式サイトへアクセスしたり、デモ口座の登録・取引もできるので、まだXMリアル口座を開設していない方でもXMの取引環境を用いて、取引の練習する事が出来ます。
XMアプリではオブジェクトは8種類、とMT4/MT5アプリの24種類に比べると少なくなっています。
また、インディケーターは96種類と種類は圧倒的に多いものの横画面でしか使用出来ないので、普段縦画面で取引をしている方には少し慣れが必要かもしれません。
またアプリを利用していて、疑問点やトラブルがあった場合、XMアプリは日本語サポート対応時間内であればライブチャットが利用出来ますが、MT4/MT5アプリはMQL5.communityへアクセス出来るだけなので、XMアプリの方がより迅速にサポートへ問合わせる事が出来ます。
XMアプリのダウンロード方法
XMアプリのダウンロード方法
ここではiphoneとandroid端末それぞれ画像を用いてXMアプリのダウンロード方法を解説していきます。
※タブでiphoneとandroid端末の切替が出来ます。
Appストアへアクセス
XMアプリを検索
まず画面右下の検索窓を開いてください。
検索窓に「XM」と入力して検索してください。
XMアプリのダウンロード
検索結果の中からXM Tradingというアプリを探して、「入手」を押せばXMアプリのダウンロードが開始されます。
※ダウンロード前に詳細を確認したいという方は、「入手」ではなく、アプリの名称や画像の辺りをタップしてください。
表示されるページでユーザーのレビューやアプリの概要、スペック等確認出来ます。
確認後は同ページ内の「入手」をタップすれば、ダウンロードが開始されます。
Google Playストアへアクセス
まずGoogle Playストアアプリを開いてください。
XMアプリを検索
画面上部に検索窓があります。
検索窓に「XM」と入力し、検索してください。
XMアプリのダウンロード
検索結果の中からXM Tradingというアプリを探して、「インストール」を押せばXMアプリのダウンロードが開始されます。
※ダウンロード前に詳細を確認したいという方は、「インストール」ではなく、アプリの名称や画像の辺りをタップしてください。
表示されるページでユーザーのレビューやアプリの概要、スペック等確認出来ます。
確認後は同ページ内の「インストール」をタップすれば、ダウンロードが開始されます。
XMアプリのログイン方法
XMアプリのログイン方法
XMアプリのダウンロードが完了したら、今度はXMアプリへログインしてみましょう。
XMアプリを開く
スマホのホーム画面でXMアプリをタップして開いてください。
ログインする、をタップ
XMアプリを開いたら、「ログインする」をタップしてください。
MT5で取引する、をタップ
「MT5で取引する」をタップしてください。
ログインする
MT5 IDとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックしてください。
※パスワードを保存したい場合は「保存する」をタップ、Touch IDでログイン出来るようにしたい場合は「Touch ID」をタップしてください。
XMアプリにログインできない場合
XMアプリにできない場合、いくつかの原因が考えられます。
MT4/MT5 IDまたはパスワードが間違っている
ログインできない場合に最も起こりやすい原因はMT5 ID、またはパスワードの間違いでしょう。
MT4/MT5 ID(リアル口座)及びサーバー情報は、口座開設時に登録メールアドレスへ送信される「XMTradingへようこそ」という件名のメール内に記載されています。
IDを忘れてしまった場合は、自分のメールボックスに当該メールが残っていないか確認してください。
また、パスワードは口座開設時に設定した英数字8~15文字のものを入力する必要があります。
パスワードは必ず、アルファベット大文字・小文字・数字の3種類全て使われています。
大文字・小文字の判別もあるので、大文字・小文字の入力間違い等無いか確認してみましょう。
※口座開設時に設定したパスワードは「XMTradingへようこそ」というメールには記載されていません。
取引をするのにMT4口座のログイン情報を入力している
XMアプリでは会員ページへのアクセス、リアル口座の管理はMT4口座・MT5口座共にログイン可能です。
しかし、ログイン画面にも記載されていますが、取引はMT5口座のみ対応しています。
「MT5で取引」に、MT4口座でログインしようとしても、エラーが起こりログインが出来ません。
MT4/MT5口座をどちらも利用している場合のは、間違ってMT4口座のログイン情報を入力していないか確認してみてください。
XMアプリの使い方
XMアプリへログインすると、画面下部に4つにタブがあります。
ここでは各タブの基本的な見方や使い方を紹介します。
XMアプリ―気配値
XMアプリへログインすると、まず気配値の画面が表示されます。
各銘柄をタップすると、その銘柄のチャートを表示する事が出来ます。
気配値画面での操作
気配値画面では銘柄のチャートの確認や注文が出来る他、マイウォッチリストの設定や口座情報の確認もできます。
- My Watchilistの追加
- My Watchlistの編集
- 口座情報の確認
それでは各手順について、デモ口座を用いて解説していきます。
①My Watchilistの追加
XMアプリではMy Watchlistを設定し、銘柄を自分の好みでリスト分けする事が出来ます。
-My Watchlistの設定方法-
手順1.気配値画面右上の+マークをタップしてください。
手順2.作成するリスト名を20文字以内で入力し、作成するをタップしてください。
手順3.正常に完了されれば、以下のように表示されます。
②My Watchlistの編集
ここでは設定したMy Watchlistの削除方法(編集方法)を紹介します。
-My Watchlistの削除方法-
手順1.気配値画面左上の鉛筆マークをタップして編集画面に移行してください。
手順2.下記画面に移行します。
削除したいMy Watchlistの名前横の縦に・が並んでいる部分をタップしてください。
- Watchlist削除、または名称の変更
- Watchlist内の銘柄の削除
- Watchlist内の銘柄の位置変更
このページで編集可能な項目
手順3.削除をタップしてください。
※「名称変更」をタップして、リストの名称だけ変更する事も可能です。
手順4.削除したいリストに間違いがなければ、再度削除をタップしてください。
手順5.正常に削除が完了すると、下記画面が表示されます。
③口座情報の確認
ここでは現在の口座状況を確認出来ます。
左側は口座に入金がなく取引もない場合、右側はエントリー済の取引がある場合に表示される画面です。


- 口座残高:現在の口座残高が表示
- 損益:ポジションを持っている場合に、現在の含み損益が表示
- 有効証拠金:口座内の有効証拠金額が表示
- 必要証拠金:ポジションを持っている場合、ポジションの保持に必要な証拠金が表示
- 証拠金維持率:ポジションを持っている場合、現在の証拠金維持率が表示
- 余剰証拠金:ポジションを持っている場合に、現在の余剰証拠金が表示
XMアプリ―銘柄
ここでは各銘柄をMy Watchlistへ追加する事が出来ます。
GOLDを例として、追加方法を紹介します。
手順1.CFDsをタップする
※FX通貨ペアを追加する場合はForexをタップして選択を進めてください。
手順2.Spot Metalsをタップする
※株価指数を追加する場合はCash Indices、その他のCFD商品を追加する場合はFuturesをタップして選択を進めてください。
手順3.GOLDを追加する
銘柄名の右端にある+マークをタップしてください。
画面下部に作成済みのウォッチリストが表示されるので、追加したいウォッチリストの+マークをタップしてください。
正常に追加されると、+マークが✔マークへと変更されます。
これでGOLDの追加が完了しました。
各銘柄の詳細を確認する
各銘柄を追加する画面まで進めた後、銘柄名右のiマークをタップすると、取引をする上で参考になる様々な情報が表示されます。
XMアプリ―注文
ここではエントリー済の取引内容を確認・変更出来ます。
左側はエントリー済の取引がない場合、右側はエントリー済の取引がある場合に表示される画面です。


未決済ポジションをタップすると、損益画面に移行し、部分決済・一括決済の画面に切り替える事が出来ます。
XMアプリ注文:損益
損益画面では、ストップロス・テイクプロフィットの設定が出来ます。
しっかりとリスク管理をするには、ストップロスやテイクプロフィットの設定方法は覚えていかないといけない項目の1つです。
ストップロス:予めどれだけの損失が出たら自動決済するか設定出来ます。
テイクプロフィット:予めどこまで利益が出たら自動決済するか設定出来ます。
【ストップロス・テイクプロフィットを設定する】
手順1.設定したい銘柄名をクリックして、損益が面を開きます。
手順2.設定したい項目右側のスライドをタップする
手順3.設定したい項目で任意の数値を選択し、注文を変更するをクリック


※設定不可能な数値になると上記画像のように、赤文字で設定可能な価格が表示されます。
これでストップロス・テイクプロフィットの設定は完了です。
XMアプリ注文:部分決済
部分決済画面では、現在選択している未決済ポジションのうち、一部のロットだけ先に決済する事が出来ます。
実際にデモ口座を用いて、部分決済の流れを紹介します。
手順1.決済したいポジションをタップする
手順2.部分決済を選択する
手順3.部分決済したいロット数を選択し、決済ボタンをクリックする
手順4.部分決済が完了
「注文を変更しました」と表示されたら、部分決済は完了です。
×印を押すと注文画面へ戻ります。
注文画面に戻ると、部分決済後の未決済ポジションが表示されています。
XMアプリ注文:一括決済
一括決済画面では、ポジションを両建てしている場合に売りと買いのポジションを同時に決済する事が出来ます。
実際にデモ口座を用いて、一括決済の流れを紹介します。
手順1.決済したいポジションをタップする
手順2.一括決済を選択する
手順3.シングル決済の中から一括決済したいポジションを選択し、「注文を変更する」をクリックする
手順4.部分決済が完了
「注文を変更しました」と表示されたら、部分決済は完了です。
×印を押すと注文画面へ戻ります。
XMアプリ―詳細
詳細画面では口座残高や履歴の確認、が出来ます。
ここでは実際に詳細画面の項目はどのような事が出来るのかまとめました。
- マイ・アカウント:口座情報や残高の確認
- 設定:言語設定、パスワードや背景色の変更、通知設定
- 口座履歴:過去の取引履歴の確認
- 会員ページ:XM公式サイト会員ページへ
- 入金:XM公式サイト入金ページへ
- 出金:XM公式サイト出金ページへ
- ヘルプ&サポート:XMサポートへライブチャットで問合せ
- フィードバックを送信:Eメールでの送信画面が展開
- 当社に関して:XM公式サイト「XMTradingとは?」へ
- 個人情報保護方針:XM公式サイト「個人情報保護方針」へ
- ログアウト:アカウントをログアウトする時に使用
※XMアプリ内だけで完結する項目を緑色、一部完結する項目を茶色、その他を黒色で表記しています。
外出先でXMを確認したい時にXMアプリをダウンロードしていれば、アプリ上で取引状況と口座状態を両方とも確認する事ができます。
また、外部リンクではありますが、直接XM公式サイトの入出金ページへ移動する事も可能なので、わざわざ別途ブラウザを開かなくてもよく便利でお勧めです。
今回の記事が今後取引の役に立てれば幸いです。