XM通貨ペア一覧表│主要な銘柄の取引量や特徴、通貨ペアの選び方

XM 通貨ペア

XMでは全部で57種類のFX通貨ペアを取り扱っています。

各通貨ペアにはどのような特徴があり、どういった取引に向いているのかなど気になる方も多いと思います。
選び方も好みのトレードスタイルによっても変わってきます。

今回の記事では前半で各通貨ペアの一覧表、後半で目的別通貨ペアの選択方法を紹介しています。

各通貨ペアのスワップポイントや最低スプレッド等を確認したい場合は、下記ボタンよりXM公式サイト「FX取引」ページを参考にしてください。

※XM公式サイト「FX取引」ページへ飛びます。

XMでは全部で57種類の通貨ペアを取り扱っています。
通貨ペアはメジャー通貨・マイナー通貨・エキゾチック通貨と大きく3種類に分けられます。

通貨説明
  • メジャー通貨:市場規模が比較的大きく、流動性が高い通貨ペア。
  • マイナー通貨:市場規模が大きくなく、流動性もあまり高くない通貨ペア。
  • エキゾチック通貨:主要通貨と発展途上国や新興国の通貨がペアになっているもの。

ここでは、各通貨の日本語名を紹介した後に、各通貨ペアの最大レバレッジ・平均スプレッド・取引時間を一覧表でまとめています。


XM取扱い通貨の種類

XMでは合計20種類のFX通貨を取り扱っており、比較的よく耳にする米ドルやユーロ、英ポンドはもちろんのこと、全く馴染みのない通貨まで取扱いがあります。

ここでは通貨ペアを紹介する前に、まず各通貨の日本語名を表にまとめました。
通貨ペア一覧表を見る際の参考にしてください。

【XM取扱い通貨 日本語訳一覧】

通貨名称通貨名 日本語訳通貨名称通貨名 日本語訳
AUD豪ドルMXNメキシコペソ
CADカナダドルNOKノルウェークローネ
CHFスイスフランNZDニュージーランドドル
CNH人民元PLNポーランドズロチ
DKKデンマーククローネRUBロシアルーブル
EURユーロSEKスウェーデンクローナ
GBPイギリスポンドSGDシンガポールドル
HKD香港ドルTRYトルコリラ
HUFハンガリーフォントUSDアメリカドル
JPY日本円ZAR南アフリカランド

※通貨名称はアルファベット順に並べています。

【XM取扱い通貨 日本語訳一覧】

通貨名称通貨名
日本語訳
通貨名称通貨名
日本語訳
AUD豪ドルMXNメキシコペソ
CADカナダドルNOKノルウェー
クローネ
CHFスイスフランNZDニュージー
ランドドル
CNH人民元PLNポーランド
ズロチ
DKKデンマーク
クローネ
RUBロシア
ルーブル
EURユーロSEKスウェーデン
クローナ
GBPイギリス
ポンド
SGDシンガポールドル
HKD香港ドルTRYトルコリラ
HUFハンガリー
フォント
USD米ドル
JPY日本円ZAR南アフリカ
ランド

※通貨名称は左上からアルファベット順です。

通貨ペアとは?

通貨ペアとは取引を行う2つの通貨の事で、通貨ペアを表記する際はUSDJPYやEURUSD、AUDJPYといったように2つの通貨を続けて表記します。
左側と右側を適当に表記している訳ではなく、それぞれ呼び方があります。

左側:主軸通貨(取引でメインとなる通貨)
右側:決済通貨(取引を決済する通貨)

例えばUSDJPYの場合には米ドルが主軸通貨、日本円が決済通貨となります。
これは米ドルを軸に売買をして、日本円で決済するという意味になります。


XMメジャー通貨一覧表

メジャー通貨一覧表2
メジャー通貨とは一般的に市場規模が比較的大きく、流動性が高い通貨ペアの事を指します。
一般的には米ドル・ユーロ・日本円・英ポンド・スイスフランなどが該当し、オーストラリアドル・カナダドルが含まれる事もあります。

ここではXMでの基準を元に、最大レバレッジ・スプレッド・取引時間を表でまとめています。

※以下の表は横スクロールが可能です。

【XMメジャー通貨一覧表】

通貨ペア通貨ペア
(日本語名)
最大
レバレッジ ※1

スプレッド

(スタンダード/マイクロ)※2

スプレッド

(ゼロ)※2

取引時間
CADCHFカナダドル/フラン400倍3.7pips1.9pips月–金 07:05–6:50
CADJPYカナダドル/円888倍3.4pips1.4pips月–金:07:05–6:50
CHFJPYフラン/円400倍3.3pips1.1pips月–金:07:05–6:50
EURCADユーロ/カナダドル888倍3.3pips0.9pips月–金:07:05–6:50
EURCHFユーロ/フラン400倍2.7pips0.9pips月–金:07:05–6:50
EURGBPユーロ/ポンド888倍2.0pips0.3pips月–金:07:05–6:50
EURJPYユーロ/円888倍2.3pips0.4pips月–金:07:05–6:50
EURUSDユーロ/米ドル888倍1.7pips0.1pips月–金:07:05–6:50
GBPCADポンド/カナダドル888倍5.6pips2.2pips月–金:07:05–6:50
GBPCHFポンド/フラン400倍4.6pips2.0pips月–金:07:05–6:50
GBPJPYポンド/円888倍3.6pips1.2pips月–金:07:05–6:50
GBPUSDポンド/米ドル888倍2.4pips0.3pips月–金:07:05–6:50
USDCAD米ドル/カナダドル888倍2.2pips0.5pips月–金:07:05–6:50
USDCHF米ドル/フラン400倍2.1pips0.4pips月–金:07:05–6:50
USDJPY米ドル/円888倍1.6pips0.1pips月–金:07:05–6:50

※ 平均スプレッドが他と異なるものを赤色で表記しています。

※1 ゼロ口座の場合、最大レバレッジ888倍の通貨でも最大500倍となります。

※2 2020年7月9日の平均スプレッド値を記載しています。

※以下の表は横スクロールが可能です。

【XMメジャー通貨一覧表】

通貨
ペア

最大
レバレッジ ※1

スプレッド

(スタンダード
/マイクロ)※2

スプレッド
(ゼロ) ※2

CADCHF400倍3.7pips1.9pips
CADJPY888倍3.4pips1.4pips
CHFJPY400倍3.3pips1.1pips
EURCAD888倍3.3pips0.9pips
EURCHF400倍2.7pips0.9pips
EURGBP888倍2.0pips0.3pips
EURJPY888倍2.3pips0.4pips
EURUSD888倍1.7pips0.1pips
GBPCAD888倍5.6pips2.2pips
GBPCHF400倍4.6pips2.0pips
GBPJPY888倍3.6pips1.2pips
GBPUSD888倍2.4pips0.3pips
USDCAD888倍2.2pips0.5pips
USDCHF400倍2.1pips0.4pips
USDJPY888倍1.6pips0.1pips

※ 平均スプレッドが他と異なるものを赤色で表記しています。

※1 ゼロ口座の場合、最大レバレッジ888倍の通貨でも最大500倍となります。

※2 2020年7月9日の平均スプレッド値を記載しています。

取引時間:月~金 07:05–翌6:50
(全通貨ペア共通)

hakase1

メジャー通貨の中では唯一スイスフランとの通貨ペアは最大レバレッジが400倍に制限されています。
また、平均スプレッドはEURUSDやUSDJPYなどのドルストレート通貨が特に狭くなっています。


XMマイナー通貨一覧表

マイナー通貨一覧表2
マイナー通貨とは一般的に限られた市場でしか取引されない為に市場規模が小さく、流動性の低い通貨ペアの事を指します。

一般的にはメジャー通貨とされる米ドル・ユーロ・日本円・英ポンド・スイスフランなどを除いた通貨ペアの総称とされていますが、メジャー通貨を含んでいてもペアによっては市場規模が小さく、マイナー通貨に分類される場合もあります。

ここではXMでの基準を元に、マイナー通貨の最大レバレッジ・スプレッド・取引時間を表でまとめました。

※以下の表は横スクロールが可能です。

【XMマイナー通貨一覧表】

通貨ペア通貨ペア
(日本語名)
最大
レバレッジ ※1

スプレッド

(スタンダード/マイクロ)※2

スプレッド
(ゼロ)※2

取引時間
AUDUSD豪ドル/米ドル888倍1.9pips0.4pips月–金:07:05–6:50
AUDNZD豪ドル/NZドル888倍4.0pips1.7pips月–金:07:05–6:50
AUDCAD豪ドル/カナダドル888倍3.0pips1.0pips月–金:07:05–6:50
AUDCHF豪ドル/スイスフラン400倍3.0pips1.1pips月–金:07:05–6:50
AUDJPY豪ドル/日本円888倍3.3pips1.2pips月–金:07:05–6:50
EURAUDユーロ/豪ドル888倍3.0pips0.9pips月–金:07:05–6:50
EURNZDユーロ/NZドル888倍4.0pips2.7pips月–金:07:05–6:50
GBPAUD英ポンド/豪ドル888倍4.3pips2.0pips月–金:07:05–6:50
GBPNZD英ポンド/NZドル888倍7.0pips3.6pips月–金:07:05–6:50
NZDCADNZドル/カナダドル888倍4.1pips1.9pips月–金:07:05–6:50
NZDCHFNZドル/スイスフラン400倍4.0pips2.7pips月–金:07:05–6:50
NZDJPYNZドル/日本円888倍3.0pips2.0pips月–金:07:05–6:50
NZDUSDNZドル/米ドル888倍2.7pips1.0pips月–金:07:05–6:50

※ 平均スプレッドが他と異なるものを赤色で表記しています。

※1 ゼロ口座の場合、最大レバレッジ888倍の通貨でも最大500倍となります。

※2 2020年7月9日の平均スプレッド値を記載しています。

※以下の表は横スクロールが可能です。

【XMマイナー通貨一覧表】

通貨ペア

最大
レバレッジ ※1

スプレッド

(スタンダード
/マイクロ)※2

スプレッド
(ゼロ)※2
AUDUSD888倍1.9pips0.4pips
AUDNZD888倍4.0pips1.7pips
AUDCAD888倍3.0pips1.0pips
AUDCHF400倍3.0pips1.1pips
AUDJPY888倍3.3pips1.2pips
EURAUD888倍3.0pips0.9pips
EURNZD888倍4.0pips2.7pips
GBPAUD888倍4.3pips2.0pips
GBPNZD888倍7.0pips3.6pips
NZDCAD888倍4.1pips1.9pips
NZDCHF400倍4.0pips2.7pips
NZDJPY888倍3.0pips2.0pips
NZDUSD888倍2.7pips1.0pips

※ 平均スプレッドが他と異なるものを赤色で表記しています。

※1 ゼロ口座の場合、最大レバレッジ888倍の通貨でも最大500倍となります。

※2 2020年7月9日の平均スプレッド値を記載しています。

取引時間:月~金 07:05–翌6:50
(全通貨ペア共通)

hakase1

メジャー通貨同様スイスフランとの通貨ペアのみ最大レバレッジが400倍に制限されています。
また、平均スプレッドはドルストレート通貨が特に狭く、NZドルが特に広いようです。


XMエキゾチック通貨一覧表

エキゾチック通貨一覧表
エキゾチック通貨とは一般的にマイナー通貨の中でも更に市場規模が小さく、主要通貨と発展途上国や新興国との通貨ペアを指します。

一般的にはトルコリラ・南アフリカランド・メキシコペソ・香港ドル・シンガポールなどが該当し、メジャー通貨と比較すると、値動きが激しい傾向にある為、スワップポイントが全体的に高めに設定されています。

なお、ここでは表を分かりやすくする為、XMでの基準を元にエキゾチック通貨をさらにストレート通貨とクロス通貨に分けてまとめています。


XMエキゾチック通貨(ストレート通貨)一覧表

ストレート通貨とは一般的に米ドルと取引される通貨ペアのことを指します。
米ドルは外国為替取引において基軸通貨であり、直接他の通貨と取引出来ることから、ストレート通貨と呼ばれています。

ストレート通貨3-1

例)米ドルを主軸通貨とし、円/ユーロ/ルーブルと取引する場合

米ドルを主軸通貨とする場合、どの通貨と取引をする場合でも、画像のように他の通貨を介入させることなく、直接取引する事が出来ます。

ストレート通貨は基軸通貨である米ドルを軸としている為、値動きが比較的安定しているという特徴があります。

※以下の表は横スクロールが可能です。

【エキゾチック通貨(ストレート通貨)一覧表】

通貨ペア通貨ペア
(日本語名)
最大
レバレッジ ※1

スプレッド

(スタンダード/マイクロ)※2

スプレッド
(ゼロ)※2
取引時間
USDSGD米ドル/シンガポールドル888倍21.0pips15.0pips月–金:07:05–6:50
USDTRY米ドル/トルコリラ100倍93.0pips77.0pips月–金:07:05–6:50
USDHUF米ドル/ハンガリーフォント888倍5100.0pips3340.0pips月–金:07:05–6:50
USDPLN米ドル/ポーランドズロチ888倍52.0pips31.9pips月–金:07:05–6:50
USDRUB米ドル/ロシアルーブル50倍4370.0pips3060pips月–金:17:05–00:55
USDDKK米ドル/デンマーククローネ50倍36.0pips12.0pips月–金:07:05–6:50
USDHKD米ドル/香港ドル50倍28.0pips13.0pips月–金:07:05–6:50
USDMXN米ドル/メキシコペソ888倍239.0pips166.0pips月–金:07:05–6:50
USDNOK米ドル/ノルウェークローネ888倍87.0pips59.0pips月–金:07:05–6:50
USDSEK米ドル/スウェーデンクローナ888倍82.0pips65.0pips月–金:07:05–6:50
USDZAR米ドル/南アフリカランド888倍140.0pips90.0pips月–金:07:05–6:50
USDCNH米ドル/人民元50倍36.0pips取扱いなし月–金:07:05–6:50

※ 平均スプレッド及び取引時間が他と異なるものを赤色で表記しています。

※1 ゼロ口座の場合、最大レバレッジ888倍の通貨でも最大500倍となります。

※2 2020年7月9日の平均スプレッド値を記載しています。

※3 ゼロ口座ではUSDCNHの取扱いはありません。

※以下の表は横スクロールが可能です。

【エキゾチック通貨(ストレート通貨)一覧表】

通貨ペア

最大
レバレッジ ※1

スプレッド

(スタンダード
/マイクロ)※2

スプレッド
(ゼロ)※2
USDSGD888倍21.0pips15.0pips
USDTRY100倍93.0pips77.0pips
USDHUF888倍5100.0pips3340.0pips
USDPLN888倍52.0pips31.9pips
USDRUB50倍4370.0pips3060pips月–金:17:05–00:55
USDDKK50倍36.0pips12.0pips月–金:07:05–6:50
USDHKD50倍28.0pips13.0pips
USDMXN888倍239.0pips166.0pips
USDNOK888倍87.0pips59.0pips
USDSEK888倍82.0pips65.0pips
USDZAR888倍140.0pips90.0pips
USDCNH50倍36.0pips取扱いなし※3

※ 平均スプレッドが他と異なるものを赤色で表記しています。

※1 ゼロ口座の場合、最大レバレッジ888倍の通貨でも最大500倍となります。

※2 2020年7月9日の平均スプレッド値を記載しています。

※3 ゼロ口座ではUSDCNHの取扱いはありません。

取引時間(共通):月~金 07:05–翌6:50
取引時間(USDRUB):月~金 17:05–翌00:55

※XMではルーブルを含む通貨ペアのみ取引時間が異なります。

hakase1

TRY、RUB、DKK、HKD、CNHとの通貨ペアはそれぞれ最大レバレッジが制限されています。
また、平均スプレッドはUSDHUF、USDRUBの2種類が特別広くなっています。

なお、USDCNH(米ドル人民元)の取扱いはスタンダード及びマイクロ口座のみとなっています。


XMエキゾチック通貨(クロス通貨)一覧表

クロス通貨とは、通貨を取引をする際、中間で一旦米ドルと取引が行われる通貨ペアのことを指し、取引される通貨ペアによってクロス円・ユーロクロス・ポンドクロスなどと呼ばれています。
米ドル以外の通貨でも直接取引が出来る場合はありますが、大体は中間で米ドルが介入します。

クロス通貨3-1

例)ユーロを主軸通貨としてポンドを買いたい場合
画像のように、中間に米ドルが介入する為、実際には英ポンドを買うまでに2回売買が行われています。

①ユーロを売り、米ドルを買う
②米ドルを売り、英ポンドを買う

中間に米ドルを介入させている為、値動きを予想する為には、取引している通貨ペアだけでなく、米ドルの値動きもチェックする必要があります。
一般的にクロス通貨はストレート通貨に比べて値動きが激しいので、利益も損失も大きくなりやすいという特徴があります。

※以下の表は横スクロールが可能です。

【エキゾチック通貨(クロス通貨)一覧表】

通貨ペア通貨ペア
(日本語名)
最大
レバレッジ ※1

スプレッド

(スタンダード/マイクロ)※2

スプレッド
(ゼロ)※2
取引時間
CHFSGDスイスフラン/シンガポールドル400倍25.0pips17.5pips月–金:07:05–6:50
EURHUFユーロ/ハンガリーフォント888倍5900.0 pips4900.0pips月–金:07:05–6:50
EURPLNユーロ/ポーランドズロチ888倍65.0pips50.0pips月–金:07:05–6:50
EURSGDユーロ/シンガポールドル888倍17.0pips9.0pips月–金:07:05–6:50
EURTRYユーロ/トルコリラ100倍78.0pips65.0pips月–金:07:05–6:50
GBPSGD英ポンド/シンガポールドル888倍31.0pips14.0pips月–金:07:05–6:50
NZDSGDNZドル/シンガポールドル888倍28.0pips20.0pips月–金:07:05–6:50
SGDJPYシンガポールドル/日本円888倍20.0pips14.3pips月–金:07:05–6:50
EURDKKユーロ/デンマーククローネ50倍35.0pips18.0pips月–金:07:05–6:50
EURHKDユーロ/香港ドル50倍33.0pips15.0pips月–金:07:05–6:50
EURNOKユーロ/ノルウェークローネ888倍97.0pips82.0pips月–金:07:05–6:50
EURSEKユーロ/スウェーデンクローナ888倍72.0pips52.0pips月–金:07:05–6:50
EURZARユーロ/南アフリカランド888倍182.0pips142.0pips月–金:07:05–6:50
GBPDKK英ポンド/デンマーククローネ50倍55.0pips33.6pips月–金:07:05–6:50
GBPNOK英ポンド/ノルウェークローネ888倍118.0pips69.5pips月–金:07:05–6:50
GBPSEK英ポンド/スウェーデンクローナ888倍134.0pips105.0pips月–金:07:05–6:50
EURRUBユーロ/ロシアルーブル50倍4560.0pips3640.0pips月–金:17:05–00:55

※ 平均スプレッド及び取引時間が他と異なるものを赤色で表記しています。

※1 ゼロ口座の場合、最大レバレッジ888倍の通貨でも最大500倍となります。

※2 2020年7月9日の平均スプレッド値を記載しています。

※以下の表は横スクロールが可能です。

【エキゾチック通貨(クロス通貨)一覧表】

通貨ペア

最大
レバレッジ ※1

スプレッド

(スタンダード
/マイクロ)※2

スプレッド
(ゼロ)※2
CHFSGD400倍25.0pips17.5pips
EURHUF888倍5900.0 pips4900.0pips
EURPLN888倍65.0pips50.0pips
EURSGD888倍17.0pips9.0pips
EURTRY100倍78.0pips65.0pips
GBPSGD888倍31.0pips14.0pips
NZDSGD888倍28.0pips20.0pips
SGDJPY888倍20.0pips14.3pips
EURDKK50倍35.0pips18.0pips
EURHKD50倍33.0pips15.0pips
EURNOK888倍97.0pips82.0pips
EURSEK888倍72.0pips52.0pips
EURZAR888倍182.0pips142.0pips
GBPDKK50倍55.0pips33.6pips
GBPNOK888倍118.0pips69.5pips
GBPSEK888倍134.0pips105.0pips
EURRUB50倍4560.0pips3640.0pips

※ 平均スプレッドが他と異なるものを赤色で表記しています。

※1 ゼロ口座の場合、最大レバレッジ888倍の通貨でも最大500倍となります。

※2 2020年7月9日の平均スプレッド値を記載しています。

取引時間(共通):月~金 07:05–翌6:50
取引時間(EURRUB):月~金 17:05–翌00:55

※XMではルーブルを含む通貨ペアのみ取引時間が異なります。

hakase1

CHF、TRY、RUB、DKK、HKD、CNHとの通貨ペアはそれぞれ最大レバレッジが制限されています。
また、平均スプレッドはEURHUF、EURRUBの2種類が特別広く、SGDとの通貨ペアは比較的狭くなっています。


各通貨・通貨ペアの特徴

ここまでXMでどのような通貨ペアを取り扱っているかを一覧表で紹介してきました。
ここからは代表的な通貨や通貨ペアにはどのような特徴があるか紹介していきます。

各通貨の特徴

多数ある通貨の中で国際決済銀行(BIS)が2019年に公表した為替取引量を元に、取引量の多い通貨1~5位の特徴をそれぞれまとめました。

取引量の多い通貨ランキング


米ドル(USD)の特徴

発行国アメリカ合衆国
発行元FRB(連邦準備制度理事会)
取引量全FX通貨取引の約44%

アメリカは経済、軍事、金融、IT分野等様々な分野で世界の中心と言える存在です。
2018年の国内総生産(GDP)は20兆5802億ドルで、2位中国の13兆3680億ドルを大きく引き離しています。

こういった状況を背景に、米ドルは現在世界の基軸通貨として扱われています。

※基軸通貨=国際為替市場で中心に扱われ、貿易など国際的な取引も含め広く使用される通貨のこと。


≪取引が活発になる時間帯≫
日本時間:21時~翌6時

日本時間21時~翌6時はニューヨーク時間と呼ばれ、22時30分には米国株式市場がオープンします。
米ドルはアメリカの通貨である為、米国株式市場がオープンするニューヨーク時間前後から取引が活発になります。


≪取引量・チャートの動き≫

米ドルの取引量は全通貨の中で1番多く、全体の取引量の約44%を占めています。
その為、通貨の流動性が高く、相場は比較的安定しており、変動は小さめです。

【有事のドル買い】

戦争やテロなどの有事で国際情勢が不安定になると、相場の値動きも不安定になりやすいので、投資家はリスクを回避する為に安全な場所へ資産を移動させます。

そういった場合に一時的に他の通貨から流動性の高い米ドルへ資金を移動させることを有事のドル買いと言います。
基軸通貨であるドルが買われるので、相場全体がドル高へ進む傾向にあります。


≪米ドルを取引する上で重要な指標例≫

米ドルは主に自国の状況に応じて相場が変動しているので、他の通貨に比べて比較的自分で情報を仕入れやすい通貨です。

①雇用統計
アメリカの雇用情勢を示す統計で、毎月第一金曜日日本時間22:30に発表されます。
アメリカの最新の景気状況が数値として現れるので、市場にも影響が出ます。

発表前後には米ドルの売買が活発になり、一時的に相場の変動が激しくなることがあります。


②金融政策
中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が年8回FOMC(公開市場委員会)を開催し、金融政策を決定しています。

※金融政策=金利や通貨の供給量を適正な水準にコントロールして、物価や通貨の安定を図る経済政策のこと。

米国が金融引き締めに向かう局面ではドル買いが強まり、金融緩和に向かう局面ではドル売りが強まる傾向があります。


ユーロ(EUR)の特徴

発行国EU(欧州連合)
発行元ECB(欧州中央銀行)
取引量全FX通貨取引の約16%

ユーロは1999年1月から欧州連合加盟国の中央銀行の集合体であるECB(欧州中央銀行)が発行している通貨で、2021年1月現在、EU加盟国のうち19カ国と非EU加盟国6カ国、合計25カ国で使用されています。
ユーロ圏内での取引で両替にかかる時間や手数料が節約できるほか、為替変動リスクを避けられる点が特徴としてあげられます。

しかし、一部の財政基盤の弱い国で問題が生じると、財政基盤の強い国が解決の為に財政基盤の弱い国に対して財政支援等を行う必要が生じることが欠点として挙げられます。

こうしたEU加盟各国の財政基盤の違いがユーロを管理するECB(欧州中央銀行)の意思決定にも影響を与え、機動的な金融政策の運営が難しいとも言われています。


≪取引が活発になる時間帯≫
日本時間:16時~翌2時

日本時間16時~翌2時はロンドン時間と呼ばれ、ロンドン市場が活発に利用される時間帯です。
ロンドン市場は世界で最も利用されている市場である為に、欧州の通貨ペアの変動が激しくなる時間帯でもあります。


≪取引量・チャートの動き≫

ユーロは米ドルに次いで2番目に取引量が多く、全体の約16%もの取引が行われています。
米ドル同様通貨の流動性が高く、相場は比較的安定しており、変動は小さめです。

しかし、ユーロは他の通貨と異なり、複数国で使用されています。
財政政策は各国に主権がある為、一部の財政基盤の弱い国の問題が取り上げられると、共通通貨であるユーロが下落する可能性がある点は注意が必要です。

【2010年欧州ソブリン危機】

2009年10月ギリシャで政権交代時に国家財政の粉飾決算が公表され、それにより生じた経済危機問題の事で、公表後ギリシャの国家財政破綻の恐れからギリシャ国債が暴落し、世界各国の株価やユーロの為替相場も下落しました。
このギリシャの危機が欧州各国にも波及して国際的な金融危機に発展することが懸念され、世界経済の景気回復に悪影響を及ぼしています。

この経済危機でEU加盟国で財政危機が生じた場合、簡単に解決策を立てる事が出来ない為、他国の財政基盤が万全であっても、ユーロに影響を与える事が露呈されました。
また、今後ギリシャ以外のユーロ加盟国でも起こりうる問題として挙げられ、ユーロへの信用が落ちるきっかけとなりました。


≪ユーロを取引する上で重要な指標例≫

ユーロを取引する上で重要になるのが、ECBが発表する政策金利です。

①ECB政策金利
ECB(欧州中央銀行理事会)が発表している政策金利で、原則毎月第一木曜日行われるECB理事会後に発表されます。
ユーロ圏の最新の景気状況が数値として現れるので、市場にも影響が出ます。

毎月2回開催される理事会のうち、1回目の会合でユーロ圏における経済情勢を元に金融政策を決定しています。

また、先述した通り、ドイツはユーロ圏内最大の経済国であり、GDPはユーロ圏全体の約3割を占めています。
その為、ドイツの経済指標も確認をする必要があります。

    ②ドイツの経済指標例

  • ドイツ国内総生産(GDP)
  • ドイツ製造業PMI
  • ドイツIFO景況感指数

しかしながら、ユーロ圏では加盟国ごとに経済指標を発表しており、いずれかの加盟国で問題が生じると、相場に影響がある可能性もあります。
ユーロを取引する為には、フランスやドイツ等主要国の経済指標はもちろんのこと、欧州各国の景気状況等にも目を配る方が良いでしょう。


日本円(JPY)の特徴

発行国日本
発行元日本銀行
取引量全FX通貨取引の約8%

私達日本人にとって、日常的に使用している最も馴染み深い通貨です。
日本には安定した金融システムがあり、また1965~2010年まで長年ずっと貿易黒字を続けてきた実績もある為、「避難通貨」「安全通貨」と呼ばれています。


≪取引が活発になる時間帯≫
日本時間:8時~16時

日本時間8時~16時は東京時間と呼ばれ、ロンドン市場が活発に利用される時間帯です。
9時55分に各金融機関がその日に輸出入業者へ提示する基準レート(TTM)を決めるため、この時間に向けて取引が活発になる傾向があります。


≪取引量・チャートの動き≫

米ドル、ユーロに次いで流動性が高い通貨で、取引量は全通貨の中で3番目に多い約8%となっています。

有事のドル買いについて先述しましたが、アメリカが戦争やテロと関係している場合や市場リスクが高まるような局面では、米ドルに対するリスクが高まる為、リスク回避として日本円へ資金を移動する傾向がみられます。
逆に市場が安定していて、リスク回避の必要があまりないような局面では日本円の資産を売り、他の通貨を買う取引が傾向があります。

【キャリートレードとは?】

キャリートレードとは低金利で借りた資産を売り、外貨資産を買うことを言います。

日本円は日本銀行が金融緩和の為の低金利政策が続いていることもあり、相場状況が安定している場合には低金利の日本円を元にキャリートレードを行うトレーダーもいます。
その為、相場が安定している状況では円安へと進む傾向にあります。


≪日本円を取引する上で重要な指標例≫

日本円は日本政府のや日本銀行の政策の影響を受けており、日本国内が好景気になると円安となり、不景気になると円高となる傾向があります。
中でも日本銀行の金融政策は最も重要な指標の1つです。

金融政策
日本銀行の最高意思決定機関である政策委員会が年8回金融政策決定会合を開催し、金融政策を決定しています。
原則として年末頃にその翌年の会合予定が発表されます。

長年続く低金利政策や緩和内容に変更があると、市場にも影響がでてくる可能性があります。


英ポンド(GBP)の特徴

発行国イギリス
発行元BOE(イングランド中央銀行)
取引量全FX通貨取引の約6%

英ポンドは、メジャー通貨の中では流動性が低く値動きが激しい通貨として知られており、「殺人通貨」と呼ばれる事もあります。

第二次世界大戦直後までは世界の基軸通貨でしたが、その後イギリスの経済状況の衰退及び米国の躍進により、基軸通貨が米ドルへと移り変わりました。


≪取引が活発になる時間帯≫
日本時間:16時~翌2時

日本時間16時~翌2時はロンドン時間と呼ばれ、ロンドン市場が活発に利用される時間帯です。
ロンドン市場は世界で最も利用されている市場である為に、欧州の通貨ペアの変動が激しくなる時間帯でもあります。


≪取引量・チャートの動き≫

全通貨の中で4番目に多く取引されており、取引量は全体の約6%となっています。

特にスキャルピングトレードやデイトレードのような短期間で利益を得ることを狙うトレーダーの間でよく取引が行なわれており、値動きの激しさが多くのFXトレーダーから好かれている理由の1つでもあります。

しかし、変動が激しいという事は大きな利益を狙う事が出来る反面、当然逆方向に進んで大きな損失となるリスクもある為決済のタイミングは重要であり、初心者には難易度の高い通貨と言えるでしょう。


≪英ポンドを取引する上で重要な指標例≫

英ポンドはBOE(イングランド中央銀行)の金利政策発表が最も重要な指標となり、発表前後には市場が大きく変動する事があります。

金利政策
BOE(イングランド中央銀行)が毎月上旬に金利政策の発表を行っています。
金融政策を決定する金融政策委員会後に通常の結果発表に加え議事録も同時に発表しており、また四半期毎にインフレレポートも併せて同時に発表しています。

BOEでは度々短期間で金融政策の方向転換が行われることがあり、政策発表後に大きな変動が起こる事があります。
また、インフレレポートが発表される回の金融政策委員会の日は「スーパーサーズデー」と呼ばれ、発表直後にポンドが大きく動くことがあるので、この日は特に注目が必要でしょう。


豪ドル(AUD)の特徴

発行国オーストラリア
発行元RBA(オーストラリア準備銀行)
取引量全FX通貨取引の約3%

オーストラリアは鉄鉱石や石炭など豊富な資源を持ち、全輸出の5割以上を鉱物資源が占めていることから、豪ドルは資源国通貨と呼ばれています。

1991年度から28年連続して経済成長を続けており今後も成長が見込める一方で、輸出への依存度が高く輸出先の国の経済影響を受けやすいという欠点があります。


≪取引が活発になる時間帯≫
日本時間:9時~15時

日本時間9時~15時はオセアニア市場と東京市場が共にオープンしており、オセアニア市場が活発に利用される時間帯です。
オセアニア市場は他の市場に比べ規模はやや小さめである為、大きな変動は起こりにくいと言われています。

ただし、1番早く始まる市場という事もあり、週末に何か発表やニュースがあった際、月曜日の市場は激しくレートが変動する場合があります。


≪取引量・チャートの動き≫

取引量は全体の3%と全通貨の中で5番目に多く取引されている通貨ではありますが、流動性はあまり高くなく相場が激しく変動する事も度々あります。

大きな利益を狙う事が出来る反面、逆方向に進んで大きな損失となるリスクもある為、決済のタイミングは重要であり、初心者には難易度の高い通貨と言えるでしょう。


≪豪ドルを取引する上で重要な指標例≫

先述しましたが、オーストラリアは資源国である為に輸出への依存度が高く、輸出先の国の経済影響を受けやすいです。
その為、オーストラリアの経済指標だけでなく、貿易相手の経済指標も重要となります。

①オーストラリアの重要な経済指標
RBA(オーストラリア準備銀行)が最大の政策目標としているのは物価安定です。
その為経済政策を決定する上で、CPI(消費者物価指数)を最も重視しています。

しかし、CPI(消費者物価指数)は毎3カ月に一度の発表である為、毎月新規雇用者数や失業率等を発表する雇用統計も大事な指標とされています。

オーストラリアは現在中国を最大の貿易相手としており、輸出全体の30%以上が中国向けである為、中国の影響を最も受けやすいです。
その為、中国の経済指標発表直後や中国に関する経済ニュースの発表後に大きく変動することがあります。

    ②中国の重要な経済指標

  • 中国消費者物価指数(CPI)
  • 中国国内総生産(GDP)

各通貨ペアの特徴

多数ある通貨ペアの中で国際決済銀行(BIS)が2019年に公表した為替取引量を元に、取引量の多い通貨ペア1~5位の特徴をそれぞれまとめました。

取引量の多い通貨ペアランキング


ユーロ米ドル(USDEUR)の特徴

通貨ペア最大
レバレッジ

スプレッド

(スタンダード/マイクロ)

スプレッド
(ゼロ)
取引時間
EURUSD888倍1.7pips0.1pips月–金:07:05–6:50
≪取引量≫

米ドルとユーロの通貨ペアであるユーロ/ドルは世界で最も取引量の多い通貨ペアであり、全体の24%もの取引量となっています。
取引量が多いので、流動性が高く比較的安定した通貨ペアです。

また、平均スプレッドも通貨ペアの中で最も狭い水準となっているので、初心者でも取引しやすい通貨と言えます。


≪特徴≫

ユーロドルの特徴として、トレンドが生じやすく偏り始める場合にはそのままトレンドに沿った変動が続くケースが多いという点があげられます。
その為、FX初心者でもトレンドが上昇なのか、下降なのかはチャートを見れば比較的判断しやすいです。

トレンドが生じているにも関わらず逆張りをすると、相場はトレンドに沿ったままが続いて損をする可能性もあるので、トレンドに沿ったトレードをする事が良いでしょう。


米ドル円(USDJPY)の特徴

通貨ペア最大
レバレッジ

スプレッド

(スタンダード/マイクロ)

スプレッド
(ゼロ)
取引時間
USDJPY888倍1.6pips0.1pips月–金:07:05–6:50
≪取引量≫

ドル円は日本人にとって、最も馴染み深い通貨ペアですが、日本のみならず、世界全体で見ても取引量の多い通貨ペアで、取引量はユーロドルに次ぐ2位で13.2%ものシェアを誇ります。
取引量が多い通貨ペアであることから、ユーロドル同様流動性が高く安定しており、イレギュラーな動きをしにくい傾向にあります。

また、平均スプレッドも通貨ペアの中で最も狭い水準となっているので、初心者でも取引しやすい通貨と言えます。


≪特徴≫

ドル円は1~3月は、日本の金融機関や企業の決算の為、円高になりやすい傾向があります。
また、米国債の利払いのある、2月・5月・8月・11月は円高になりやすく、12月は米国企業の決算のために円安になりやすいという特徴があります。

また、自国の通貨である日本円はもちろんのこと、米ドルに関するニュースも他の通貨に比べ確認がしやすいので、比較的情報を集めやすいのも特徴の1つと言えるでしょう。


ポンド米ドル(GBPUSD)の特徴

通貨ペア最大
レバレッジ

スプレッド

(スタンダード/マイクロ)

スプレッド
(ゼロ)
取引時間
GBPUSD888倍2.4pips0.3pips月–金:07:05–6:50
≪取引量≫

ポンドドルは取引全体の9.6%のシェアと取引量の多い通貨ですが、他の取引量の多い通貨と比べると変動が大きく値動きが読みづらいと言われています。

イギリスとアメリカの通貨ペアであるという性質上、日本時間の日中はリスクオンやリスクオフの流れや突発的な経済指標等の資金流入がない場合、相場が大きく変動することはあまりありません。


≪特徴≫

変動の大きさが特徴の1つとしてあげられ、スキャルピングトレード等の短期トレードにはあまり向いていませんが、長期的な目でみれば、突発的な経済指標等の資金流入がない限りはあまり大きな動きは発生しないので、デイトレードやスイングトレードであれば比較的取引のしやすい通貨であると言われています。

しかし、欧州・欧米勢が取引に参加するにつれて値動きと流れが一気に変動する事があり、特にボストン市場がオープンしする夕方頃の時間帯で変動が起こる傾向にあるので、その時間帯は注意が必要です。


米ドル豪ドル(AUDUSD)の特徴

通貨ペア最大
レバレッジ

スプレッド

(スタンダード/マイクロ)

スプレッド
(ゼロ)
取引時間
AUDUSD888倍1.9pips0.4pips月–金:07:05–6:50
≪取引量≫

米ドル豪ドルは全通貨ペアのうち4番目、5.4%のシェアがある通貨ペアです。

シェア率は高く、平均スプレッドは通貨ペアの中でも狭い水準にありますが、流動性の割に値動きが大きく、短期・中期では相場を読むのが難しい為、スキャルピングトレードやデイトレードには不向きの通貨です。


≪特徴≫

通常ドルストレート通貨はニューヨーク市場が開いている日本の深夜にあたる時間帯に売買が頻繁に行われてチャートが動くことが多いですが、米ドル豪ドルに関してはオーストラリアの時間軸が東京時間と重なっている為、日本の日中の時間帯も売買は行われています。

1日通してよく相場が変動しており、またトレンドに強く沿って動くことから、短期・中期より長期的にトレードするのに向いている通貨ペアと言えるでしょう。


米ドルカナダドル(CADUSD)の特徴

通貨ペア最大
レバレッジ

スプレッド

(スタンダード/マイクロ)

スプレッド
(ゼロ)
取引時間
USDCAD888倍2.2pips0.5pips月–金:07:05–6:50

カナダは石油・天然ガス・鉱物などを産出する資源国で、また広大な国土を有する為、小麦などの農産物や水産物においても世界有数の輸出国として知られています。
最大の貿易相手はアメリカであり、またアメリカとカナダは隣接している為、経済的にも地理的にも繋がりが強くなっています。

≪取引量≫

米ドルカナダドルは全通貨ペアのうち5番目、4.4%のシェアと比較的シェア率の高い通貨ペアです。

しかし、平均スプレッドは2.2pipsと特別狭い水準ではなく、また変動も比較的小さいので、スキャルピングトレード等の短期取引には向いておらず、長期的な取引に向いています。


≪特徴≫

米ドルカナダドルは、両方とも北米の国なので、日本時間の夜中の時間帯が取引が一番活発な値動きになる時間帯になります。

米ドルカナダドルを取引する場合に注意が必要なのが、両国の金融政策と雇用統計の発表です。
カナダとアメリカは時差がほとんどない為、雇用統計は同日の同時刻に発表されます。
また、雇用統計発表後は結果次第で他の通貨ペアよりも大きな値動きになる可能性があり、発表前後のポジション管理には十分気を付ける必要があります。


通貨ペアの選び方

いざ通貨ペアを選択する際、どのように選択すれば良いか分からない方もいると思います。
実際、通貨ペアの選び方は個人個人取引スタイルや重視する点が異なるので、これと決まった通貨はペアはありません。

ここではいくつかの項目で通貨ペアを比較しているので参考にしてください。


FX初心者の方

FX取引をあまりしたことのない方や、まだ取引をした事のない方が取引をする場合は、スプレッドやスワップを始め分からない項目が多々あると思います。
そんな初心者の方が取引をするのであれば、まずは流動性が高く相場が安定している通貨ペアがお勧めです。

流通量が多い通貨は、通貨の中でも取引量が多い為、比較的急な値動きが起こりにくく、急な値動きの変動による損失のリスクを軽減する事が出来ます。
また、流通量の多い通貨の方が、発行国の経済関連ニュースも確認しやすいので、変動の予想もしやすくなるというメリットもあります。


取引量の多い通貨ランキング

FX通貨で流通量が特に多いと言われている通貨は米ドル・ユーロ・日本円の3種類です。
実際にBISの取引通貨量(2019年時点でのシェア率・最大200%)を確認してみました。

取引量の多い通貨ランキング

結果、1~5位の取引通貨量を合計すると157%となり、全体の8割弱はこの5種類の通貨を軸に取引されていました。

中でも米ドルのシェアが圧倒的に多く、半数近い取引はドルストレート通貨で行われている事が分かります。

他の通貨より2倍以上取引量が多いので、取引量の多さで通貨を選択するのであれば、ドルストレート通貨を軸に検討する方が良いでしょう。


取引量の多い通貨ペアランキング

既に取引量の多い通貨は確認しましたが、通貨ペアだとシェアはどのようになっているのでしょうか。
ここで同様にBISの取引通貨量(2019年時点でのシェア率・最大100%)を確認してみました。

取引量の多い通貨ペアランキング

結果は1~5位全てがドルストレート通貨でした。
(※今回表では5位まで紹介しましたが、8位まで全てドルストレート通貨となっていました。)

1~5位を合計すると、56.6%となり、全体の半数以上の取引はこれら5種類の通貨ペアで行われている事が分かります。

これらの通貨ペアは全て平均スプレッドが2.5pips以下であり、比較的スプレッドも狭い通貨ペアですので、様々な取引スタイルの方が取引をしている為に、シェア率が高いと考えられます。

流通量が多く、比較的変動の少ない通貨で、不安定な変動のリスクを軽減するのであれば、これら5種類の通貨ペアを検討するのが良いでしょう。


取引コストを重視して取引をしたい方

取引コストを重視する上で最も重要になるのは平均スプレッドです。
スプレッドは一般的にメジャー通貨等の取引量が多い通貨ほど狭く、エキゾチック通貨等の取引量が少ない程広くなる傾向にあります。

平均スプレッドの傾向

  • メジャー通貨マイナー通貨エキゾチック通貨
  • ドルストレート通貨クロス通貨

右側の方がスプレッドが広くなっています。

平均スプレッドの傾向

  • メジャー通貨マイナー通貨エキゾチック通貨
  • ドルストレート通貨クロス通貨

右側の方がスプレッドが広くなっています。

ここで一覧表作成時(2020/7/9)のスタンダード口座の平均スプレッド値を元に、スプレッドの狭い通貨ペアを1~5位まで順位付けしました。

平均スプレッド順位

順位付けした結果、先述した平均スプレッドの傾向通り、5位までにメジャー通貨ペアが4種類、ドルストレート通貨が4種類という結果になりました。

スプレッドを重視して通貨ペアを選択する場合、メジャー通貨且つドルストレート通貨を選択すれば比較的狭いスプレッドの通貨ペアで取引が出来ます。

エキゾチック通貨等スプレッドが広い通貨ペアで取引をする場合、新規注文をした段階で、スプレッドだけで大きく損失が出る場合もあるので注意が必要です。

なお、XMのスプレッドは常に変動している為、特にスキャルピングトレード等スプレッドが取引結果に大きく影響する取引スタイルの場合には、比較的スプレッドの狭い通貨ペアを取引する場合でも、取引前に必ずスプレッドを確認した方が良いでしょう。

当日の具体的なスプレッドを確認したい方は、下記ボタンから確認できます。

※XM公式サイト「FX取引」ページへ飛びます。


スワップポイント狙いで取引をしたい方

スワップポイント狙いの取引をしたい場合、通貨ペアの選択はスワップポイントが高めのエキゾチック通貨が中心になります。

まずスワップポイントの良いランキングを見てみましょう。

ランキング3

本ランキングは2020年6月30日のスワップポイントを元に、スワップポイントの良かったものを1~5位で順位付けしました。
TRY(トルコリラ)やZAR(南アフリカランド)、MXN(メキシコペソ)等のエキゾチック通貨が上位を占めています。

エキゾチック通貨は一般的にスワップポイントは良いものの、市場の値動きが激しいのでしっかりと値動きに注意しながら取引をする必要があります。

XM公式サイトでスワップポイントを確認したい方は下記のボタンから確認できます。

※XM公式サイトの「FX取引」に飛びます。


スワップポイントについてより具体的に知りたい場合は、関連記事を参考にしてください。

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スキャルピングトレードをしたい方

スキャルピングトレードは短期トレードを繰り返し、小さな利益を重ねていく手法です。
その為、中長期でトレードをする方に比べてエントリー回数が多くなります。

スキャルピングトレードをする上では下記のような点がポイントになります。

スキャルピングトレードの通貨の選び方

  1. 取引量が多く流動性の高い通貨
  2. 平均スプレッドの狭い通貨ペア
  3. トレンドがあり、変動を読みやすい通貨

短期トレードで利益を重ねるという性質上、ある程度売買があり、変動している通貨ペアでないと利益が出にくくなります。
しかし、変動の大きさだけで通貨ペアを選択すると、ただのギャンブルトレードになってしまうので、ある程度流動性が高く安定した通貨ペアを選ぶ方が良いと言えます。

これらの条件から考察すると、スキャルピングトレードにお勧めの通貨/通貨ペアは以下になります。

  • 通貨:米ドル、ユーロ、日本円、ポンド
  • 通貨ペア:上記メジャー通貨を組み合わせた通貨ペア

※取引する時間帯によっては市場が閉まっていてあまり変動のない通貨もあるので、日中に取引を行いたい場合には、クロス円の通貨ペアを選択すると良いでしょう。


一発狙いのトレードをしたい方

XMの魅力の1つとして、最大レバレッジ888倍があげれられます。
しかし、XMでは通貨ペアごとに最大レバレッジが定められていて、全ての通貨ペアを888倍で取引出来る訳ではありません。

大半の通貨ペアは最大倍率888倍で取引をする事が出来ますが、一部の通貨ペアは最大50倍、100倍、400倍と独自に最大倍率が設定されています。

  • 最大レバレッジ50倍RUB/DKK/HKD/CNHを含む通貨ペア
  • 最大レバレッジ100倍TRYを含む通貨ペア
  • 最大レバレッジ400倍CHFを含む通貨ペア
  • 最大レバレッジ888倍上記以外の全通貨ペア
最大レバレッジ

確認すると、一部最大レバレッジが制限されている通貨はありましたが、最大レバレッジ888倍の通貨が多数を占めている事が分かります。

最大レバレッジが高いだけでなく、大きな変動がある通貨を選ぶ必要があるのでエキゾチック通貨は取引量が少なく、流動性の低いので良いでしょう。

また、同じエキゾチック通貨の中でもドルストレート通貨よりもクロス通貨の方が全体的に流動性が低くなっているので、最大レバレッジ888倍且つエキゾチック通貨のクロス通貨を選択するのが良いでしょう

※具体的にどのような通貨ペアが該当するか確認したい方はエキゾチック通貨(クロス通貨)一覧表で紹介した一覧表を参考にしてください。

※一発性のある通貨は、スプレッドが広かったり、スワップポイントが悪い等のデメリットもあり、また大きな損失を被る可能性もあります。
あくまでこういう方法もあるという紹介であり、一発狙いのトレードをお勧めするものではありません。


XM通貨ペアまとめ

ここまで各通貨ペアの一覧表や特徴、選び方等紹介してきました。
最後に各目的別の選び方を再度簡単にまとめたいと思います。

FX取引初心者の方

・取引量が多く、流動性の高い通貨/通貨ペア
通貨(例):米ドル、ユーロ、日本円
通貨ペア(例):EUSUSD、USDJPY、USDGBP

取引コストを重視して取引をしたい方

・平均スプレッド値の狭い通貨ペア
通貨(例):メジャー通貨且つドルストレート通貨
通貨ペア(例):USDJPY、EURUSD、AUDUSD

スワップポイント狙いで取引をしたい方

・スワップポイントが高めのエキゾチック通貨/通貨ペア
通貨(例):トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソ
通貨ペア(例):EURTRY、EURZAR、USDMXN

スキャルピングトレードをしたい方

・取引量が多くて相場が読みやすく、取引コストの少ない通貨/通貨ペア
通貨(例):米ドル、ユーロ、日本円、ポンド
通貨ペア(例):上記メジャー通貨の組み合わせ

一発狙いのトレードをしたい方

・最大レバレッジ888倍で、流動性の低い通貨/通貨ペア
通貨(例):南アフリカランド、メキシコペソ
通貨ペア(例):ZAR、MXNを含む通貨ペア

FX通貨の選択は目的やトレード手法によっても大きく異なります。
XMで取引をする上で、適当に通貨ペアを選んでいると、利益が中々あげられない可能性もあります。

今回の記事が少しでも今後の取引の役に立てれば幸いです。