
2019年から新たにXMの入出金方法としてBXONE Walletが導入されました。
まだ、口座開設していない方や利用したことのない方が多いのではないでしょうか。
今回この記事では、まだBXONE Walletで口座開設をしていない方の為に、BXONE Walletの概要と口座開設や口座有効化の手順を紹介しています。
「BXONE Walletの口座開設方法だけ知りたい」という方は、当記事のBXONE Wallet口座開設の手順までスキップしてください。
BXONE Walletとは?
BXONE Wallet概要
BXONE Walletは2018年にサービスを開始した新興のオンラインウォレットサービスです。
海外を拠点としていますが、日本円での入金ができ、またウォレット内で法定通貨と仮想通貨のやり取りもできます。
取扱いのあるFX業者は2021年1月現在XMとBigboss2社のみの取扱いに留まっていますが、FX業者以外にもオンラインカジノと提携をするなどユーザーが徐々に増えています。
※以下の表は横スクロールが可能です。
取扱い法定通貨 | USD/EUR/JPY |
---|---|
取扱い仮想通貨 ※ | BTC/ETH/XRP/BCH/LTC/DSH |
日本語サポート | メール対応のみ |
セキュリティ | キャプチャ認証/二段階認証/コールドウォレット |
※以前はEOS、NEOという仮想通貨の取扱いがありましたが、2021年1月現在取扱いは終了しています。
取扱い通貨
2021年1月現在、取扱い通貨は法定通貨が3種類、仮想通貨が6種類です。
ウォレット内で法定通貨と仮想通貨の換金が出来るので、仮想通貨をメインに資金のやり繰りをしたい方には便利です。
また、仮想通貨と法定通貨をそれぞれ口座内で保持する事も出来るので、複数の法定通貨・仮想通貨を1つのウォレットで管理したい方にもオススメです。
仮想通貨のうちLTCとDSHについてはウォレット内での保持は可能ですが、入出金には対応していません。
これらの仮想通貨を入出金したい場合には、先に別の通貨に換え、入出金する必要があります。
日本語サポート
BXONE Walletでは日本人担当者がメールで日本語サポートを行っています。
日本人と直接やり取りができるので、スムーズにやり取りを行う事が出来ます。
BXONE Wallet日本語サポート
問合せ方法:メール
営業時間:月~金曜日 10~19時(日本時間)
問合せ先:info@bxone.trade
メールサポートのみだと、急な疑問や問題が起こった場合に、すぐに解決できないというデメリットがあります。
しかし、筆者は幾度か利用しましたが、毎回2~3時間以内に返信があり、すぐに疑問を解決する事が出来ました。
常にこれ位の時間で返信があるのであれば、メールサポートのみとはいえ、ある程度迅速に問題を解決出来るでしょう。
セキュリティ
BXONE Walletでは3種類のセキュリティを用いて、顧客の口座資金を厳重に守っています。
BXONE Walletのセキュリティ
- キャプチャ認証
- 2段階認証
- コールドウォレット
【キャプチャ認証】
キャプチャ認証とは手動で指示された画像を選定しなくてはならず、自動プログラムによる不正アクセスを防止する為のシステムです。
BXONE Walletでは口座開設時やログイン時にキャプチャ認証が必要になります。
【2段階認証】
2段階認証(2FA)とは、ログインする際にログインID・パスワードに加えて、決められた時間ごとに生成される数字(ワンタイムパスワード)を要求するシステムのことです。
事前に登録した方法でしかワンタイムパスワードを確認出来ないので、安全性が高まります。
設定をすると、ログイン時や出金時、口座間送金(P2P)時に2段階認証が必要になります。
【コールドウォレット】
コールドウォレットはオフラインウォレットとも呼ばれ、業者がインターネット環境外に資金や暗号鍵等を保管するシステムの事で、セキュリティレベルは最も高い保管方法だと言われています。
オンラインウォレットだとハッキングによる暗号鍵の抜き取りなどの危険性がありますが、インターネットから切り離された環境で暗号を保管するコールドウォレットであればその心配はなく、より安全に保管できます。
eZpayカード
BXONE Walletで口座開設をすると、『eZpayプリペイドカード』というショッピングやオンライン決済等に利用出来る、チャージ式のプリペイドカードを発行する事ができます。
『eZpayカード』の発行に審査はなくBXONE口座を持っていれば、誰でも申込みが可能です。
プリペイドカードとは?
あらかじめ現金をチャージすれば、その範囲内でクレジットカードと同じように利用できるカード。
自分の資金を使用しているので、クレジットカードと異なり、審査が無い場合が多く、気軽に発行できます。
日本国内外のATMから資金の引き出しが出来るので、普段の生活だけでなく、海外旅行などでも役に立ちます。
また、BXONE口座からeZpayカードへのチャージ手数料は1回につき、US1.5$程度なので、特別現金を出金する必要がない場合には、出金するよりも手数料を低く抑えられます。
詳しくはeZpay Prepaid Cardで紹介されていますので、参考にしてください。
BXONE Wallet口座開設の手順
BXONE Walletの口座開設は簡単なステップだけですぐに申請出来、特に入力間違いなどがなければ、1~2分で完了します。
手順1.BXONE Walletの口座開設フォームを開く
BXONE Wallet公式サイトを開き、「口座を開設する」をクリックしてください。
手順2.口座開設フォームに必要な情報を入力する
口座開設フォームに必要な情報を入力し、【私はロボットではありません】に✔を入れてください。
- First Name:Taro
(名前) - Last Name:Yamada
(名字) - E-Mail Address:Example@gmail.com
(登録メールアドレス) - Password:Fxmanu0123
(パスワード) - Confirm Password:Fxmanu0123
(パスワードの確認)
【入力例】
パスワードの入力に失敗すると下記画像のように表示されます。
パスワードは必ず8~32文字の範囲でアルファベット大文字・小文字・数字を全て使用して設定してください。
「私はロボットではありません」に✔を入れると、キャプチャ認証が始まるので、指定された画像を選択し、【確認】をクリックしてください。
キャプチャ認証の所に✔が入っているのを確認したら、【Register】をクリックしてください。
手順3.登録メールアドレスを有効化する
入力情報の確認画面が表示されるので、内容を確認し間違いが無ければ、【Send Activation mail】をクリックしてください。
早ければ数秒で、BXONEサポートから[BXONE] Email Activationという件名のメールが届くので、メール内に記載のあるURLをクリックしてください。。
手順4.口座開設完了
下記画面に移行すれば、口座開設申請及び登録メールアドレスの有効化は完了です。


これでBXONE Walletの会員ページにログイン出来るようになりました。
登録パスワードはメール等では送られないので、忘れないようにしっかり管理しましょう。
ここまでの手続きで出来るようになること:入金・仮想通貨の売買・両替
BXONE Wallet口座有効化の手順
口座開設及び登録メールアドレスの有効化が終わった後は、口座自体を有効化する必要があります。
BXONE Wallet口座有効化の流れ
手順1.BXONE Walletにログインする
手順2.個人情報詳細を入力する
手順3.必要書類をアップロードする
手順4.個人情報・必要書類の審査を依頼する
手順5.口座有効化完了
手順1.BXONE Walletにログインする
BXONE Wallet公式ページを開き、画面右上【Login】よりログインページへ移行してください。。
口座開設時に登録したメールアドレスとパスワードを入力してキャプチャ認証を行ったら、【Login】をクリックしてください。
※ログインパスワード及びIDを端末に記憶させたい場合には「Remember me」✔を入れてからログインしてください。
手順2.個人情報詳細を入力する
ログインが出来たら、画面左上のPersonal settingをクリックしてください。
設定画面中ほどの【Detailed Information】をクリックしてください。
Identificationの項目を入力、または選択してください。
※印が付いているものは全て必須項目です。
- First Name:Taro
(名前) - Last Name:Yamada
(名字) - Gender:Male
(性別) - Date of Birth:2000-01-23
(生年月日) - Nationality:Japan
(国籍)
【入力例】
性別・国籍はリストから該当する物を選択してください。
なお、性別は必須項目ではないので、入力しなくても問題ありません。
- Address:1-2-3 Nagatacho
(町村名・番地) - City:Chiyodaku
(市・区) - State:Tokyo
(都道府県) - Country:Japan
(国名) - Post Code:1000014
(郵便番号) - Phone Number:+81-3-1234-5678
(電話番号) - Passport Number:TR-1234567
(パスポート番号)
【入力例】
全て入力・選択して、【Confirm】をクリックしてください。
なお、パスポート番号は必須項目ではないので、入力しなくても問題ありません。
入力した情報の確認画面に移行するので、間違いがなければ再度【Confirm】をクリックしてください。
もし、間違いがあった場合は【Back】をクリックすれば、入力画面へ戻れます。
下記画面に移行すれば、個人情報の登録が完了です。
【Back to Personal setting top.】をクリックして、個人設定画面トップに戻ってください。
手順3.必要書類をアップロードする
個人設定画面トップに戻り、画面を最下部までスクロールすると、必要書類のアップロードフォームがあります。
BXONE Walletでは身分証明書と住所確認書類のアップロードが必要です。
【ファイルを選択】で5MB以内の画像ファイルを選択し、【Upload】をクリックしてください。
【BXONE Walletの必要書類例】
①身分証明書(顔写真付きの書類)
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
②住所確認書類(発行から6カ月以内のもの)
・公共料金の請求書・明細
・クレジットカードの明細
・住民票
・銀行のステートメントなど
※パスポートを身分証明書として使用した場合のみ、運転免許証も住所証明書として使用出来ます。
手順4.個人情報・必要書類の審査を依頼する
身分証明書と住所証明書類、2種類の画像のアップロードが済んだら、【Request identification approval】をクリックしてください。
※【Request identification approval】をクリックしないと、更新した個人情報や必要書類の確認が始まらないので、必ず押し忘れないようにしてください。
画面に個人情報及び必要書類をBXONE Walletに送信するか確認のメッセージが表示されるので、【OK】をクリックしてください。
下記画面に移行すれば、個人情報及び必要書類の送信は完了です。
BXONE Wallet側で審査が行われるので、審査の終了を待ちましょう。
手順5.口座有効化完了
審査が完了すると、BXONE Supportから下記メールが届きます。
これでBXONE Wallet口座の全ての機能が使用出来るようになりました。
追加で出来るようになること:出金・仮想通貨の送金・eZpayカードの発行
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
BXONE Walletの口座開設・口座有効化フォームは全て英語になっているので、調べないと分かりづらいですが、いざ登録すると難しい事はありません。
口座維持費も必要ないので、試しに利用してみて、使用感を確かめてみるのも良いかもしれませんね。